どことなく東京駅の雰囲気に似ている「大阪市公会堂」の紹介
大阪市中央公会堂は、大阪市北区中之島にある集会施設です。この公会堂は、通称、中之島公会堂とも呼ばれています。大阪市中央公会堂は、ひとりの大阪市民で、株式仲買人である岩本栄之助氏の寄附をもとに1913年(大正2年)に着工し、1918年(大正7年)に竣工しました。以来1世紀近くにわたって、今も現役で、国際的な一流アーティストによるオペラやコンサートの他、各界著名人の講演会も数多く開催されています。
デザインの意匠はネオ・ルネッサンス様式を基調としつつ、バロック的な壮大さをあわせもっています。なんとなく東京駅舎のデザインに似ているとお気づきの方もいられると思います。それもそのはず、東京駅を設計した辰野金吾が関わっているからです。
外部だけでなく、内部のデザインの完成度も非常に高く、日本有数の公会堂建築でもあるので、2002年(平成14年)12月26日、国の重要文化財に指定されています。
北に堂島川、南に土佐堀川が流れる中之島の地に建つ大阪市中央公会堂は、水の都、大阪の象徴として、現代でも多くの人々に愛され親しまれています。
銀座のシンボル「銀座和光」の紹介
「銀座和光」は東京銀座の中心にある商業施設です。セイコー製の時計や宝飾品に加え、日本国内外の腕時計、宝飾品、陶磁器、バッグなど高級装飾品を扱っています。また、6階には、アートギャラリーの「和光ホール」があり、様々な催事が行われています。
現在の「銀座和光」が建っていた場所にはかつて、1894年にできた服部時計タワーが建っていました。その後、1921年に改築のため、取り壊されました。現在の「銀座和光」は、関東大震災後の1932年、渡辺仁設計によって、「服部時計店ビル」として建てられたものです。
最上部にある時計塔は、銀座の代表的なシンボルとなっています。時計塔の中には鐘楼があり、店舗営業時間中の毎時0分にウェストミンスターの鐘を演奏し時刻数の鐘を鳴らします。
大隈講堂の紹介
大隈講堂とは、早稲田大学早稲田キャンパスにある、1927年竣工のチューダーゴシック様式の講堂です。大隈重信像と並んで、早稲田大学の象徴的な存在となっています。大隈重信の「人生125歳説」にちなんで、125尺(約37.8m)の高さがあります。
内部は、3階建ての1123席の大講堂、地下一階にある301席の小講堂があります。早稲田大学が主催する重要な行事、講演会が開かれています。定期的に開催されているキャンパスツアーで一般の方も見学することができます。
住所 | 東京都新宿区戸塚一丁目104番地 |
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ホームページ | https://www.waseda.jp/top/ |
アクセス |
・山手線 高田馬場駅から徒歩20分 ・バス 都バス 学02 (学バス) 高田馬場駅 – 早大正門 ・都電 荒川線 早稲田駅から徒歩5分 |
横浜市開港記念会館の紹介
1917年竣工、開港50周年を記念して建てられた、レンガと花崗岩でできた建物です。
東南隅に時計塔、西南隅に八角ドーム、西北隅に角ドームをあげ、時計塔が「ジャック」の愛称で親しまれています。昭和34(1959)年からは「横浜市開港記念会館」の名称で、公会堂として利用されております。
最大定員、481名のメインホールです。
2階にあるステンドグラスは特に必見です。
夜になるとライトアップされます。昼とはまた違った様相になり、とても幻想的です。
住所 | 〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町1-6 |
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電話番号 | 045-201-0708 |
FAX番号 | 045-201-2630 |
ホームページ | http://www.city.yokohama.lg.jp/naka/kaikou/ |
開館/閉館時間 | 9:00~22:00 |
休館日 | 第4月曜日(祝日、休日の時は翌日)、12月29日~ 1月3日 |
アクセス | ・JR京浜東北・根岸線「関内駅」より徒歩10分 ・横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」より徒歩10分 ・横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩1分 |
はじめまして。
はじめまして。近代建築大好き、murata1216と申します。老朽化などが理由で次々と姿を消している近代建築。まだ現存している近代建築もいつなくなるのかわかりません。そこでこのブログを通じて、現存している近代建築を紹介したいと思います。現代建築とは違って心地よりレトロ感を感じる近代建築。その魅力を皆さんにも伝えていきたいと思います。よろしくお願いします。